想いを綴る

想いのままに詩や短文を綴ります。

しあわせな音

ベッドに寝転んでいるときに、キッチンから聞こえる野菜をトントンと切る音

 

たまに「ねぇ、これってどのくらい入れればいい?」ってヘルプを求めてくる声

 

ご飯が炊き上がってくるコポコポいう音と匂い

 

「ご飯よー」

という声

 

なんてしあわせなのだろうか。

 

音や香りを伝えてくれる空気に、うっすら色がついているみたいだ。

 

しあわせな音、しあわせな色。

沁みてくるものたち。